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今回は、歯科医院を選ぶポイントをよっつご紹介します。最後には、ポイントを押さえたうえで、最も重要なことをお話しますので、後悔なく治療を進めるためにもぜひ最後まで観てくださいね。

歯科医院を選ぶポイントひとつ目は、治療計画の説明をメリット・デメリット含めしっかりと説明してくれることです。以前の動画で、インプラント治療を後悔されている人の多くが、治療前の説明不足や質問不足を原因として挙げているとご紹介しました。インプラント治療に限らず、お口の中全体のことを考えた患者目線の治療計画を立て、その治療のデメリットも含めて説明してくれるかどうかをご確認ください。また、いくつかの治療方法を提示してくれ、それぞれについてメリット・デメリットを説明してくれる歯科医院だと安心です。治療の説明・選択を意味するインフォームドチョイスについて、以前の動画でご紹介していますので、併せてご覧ください。

歯科医院を選ぶポイントふたつ目は、歯科医師の人柄や相性です。治療技術が優れていても、説明もなく治療をされたり、スタッフを怒鳴りつけていたり、治療を任せることが不安だと思ったまま治療を開始することはお勧めしません。何度か通院していたり、これまで長く通院していたりすると、ここまでお世話になったからと、多少の違和感を持ってもそのまま治療を続けられる患者さまも少なくありません。ですが、治療中、お口の中は見えませんし、削ったり抜いたりした歯は戻ってきません。そういった治療を安心して任せられるような、歯科医師やスタッフの人柄や相性も重要です。

歯科医院を選ぶポイントみっつ目は、予約状況が適切かどうかです。常に待合室が混雑しており予約時間を過ぎても治療が開始されない場合には、予約を取りすぎている可能性があり、ひとりひとりにかけられる時間も限られてしまいます。また、ひとり当たりの予約枠時間が短すぎる場合も同様です。治療以外に時間をかけることができず、丁寧な治療の説明や、複数の治療方法の提示などを行う時間がとれません。また、時間の短さから、患者側が遠慮し聞きたいことが聞けない可能性もあります。ひとり当たり30分～1時間ほど取ってくれる歯科医院だと説明や患者からの質問に答える時間も確保できます。1日に多くの患者を診察した方が歯科医院の経営にはプラスですが、そこを削ってでもひとりひとりに時間をかけていることは、歯科医院選びの際に安心材料のひとつとなります。

歯科医院を選ぶポイントよっつ目は、衛生管理が徹底されていることです。うがいに使うコップやエプロン、グローブやインプラントオペなどに使用するガウンなどは使い捨てが基本です。
また、お口の中を触るグローブをした手で、カルテやタブレット端末などを触ることは、それを介しての感染を引き起こします。お口の中やお口の中で使う器具以外のものを、グローブをしたまま触っている歯科医院は衛生管理が徹底できていないといえます。その他、滅菌の方法や、プラスチック製の器具などの滅菌できない器具をどのように消毒しているか、HPなどで確認することをおすすめします。

これらのポイント以外にも、通院にかかる時間や予約の取りやすさ、休診日等も確認するようにしましょう。物理的に通院が難しい場合、治療が先延ばしになってしまったり、受診自体がおっくうになってしまったりする可能性がございます。
また、口コミサイトで実際にその歯科医院に通院している人の声を確認することもお勧めです。ただし、中には極端にほめたり否定したりしている口コミのような、信ぴょう性に欠けるものもあります。そのうえ、ある人にとってはいい歯科医院であっても自分には合わないことや、その反対もございます。口コミはあくまで参考にする程度にしてくださいね。

今回、歯科医院選びのポイントをいくつかご紹介しましたが、このようなポイントはネット上にもたくさん出ています。それらを理解したうえで、最も重要なのは、その中で優先順位をつけることです。すべて希望通りの歯科医院がベストですが、なかなか巡り合うのが難しい場合もあります。そのため、ご自身の中でこれだけは譲れないポイントを決め、その他いくつか優先すべき条件も決めておきます。そうすることで、迷った時の指標にもなります。ぜひご活用ください。
今回は、歯科医院選びのポイントをご紹介しました。少しでも参考になればうれしいです。

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