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今回はインプラント治療後に人工歯が外れてしまう原因についてご紹介します。
外れてしまったときの注意事項もご説明していますので、ぜひ最後までご覧ください。

インプラント治療における人工歯の固定の仕方は、ネジで固定するスクリュー固定と、歯科用の接着剤で固定するセメント固定に大きく分けられます。
スクリュー固定の場合、ネジの緩みや破損が原因で人工歯が外れてしまうことがあります。
セメント固定の場合はセメントの劣化や、歯ぎしり・食いしばりの癖によって人工歯が外れてしまうことがあります。また、噛み合わせが合っていない場合にも、同様に人工歯が外れてしまうことがあります。

人工歯が外れてしまった場合は、人工歯とインプラントを繋ぐアバットメントが一緒に外れてしまっていないかご確認ください。人工歯のみ外れてしまい、インプラントやアバットメントが正常な位置に残っており問題なく使用できる状態であれば、比較的対処がしやすいといえます。

人工歯が外れたら、すぐに歯科医院に連絡しましょう。予約状況などもありますが、可能な限り早めに対応してもらう必要があります。外れた人工歯をなくさないよう保管し、受診する際に持参しましょう。
また、歯科医院を受診する際は、「いつ」「どのようなときに」外れてしまったのか、また現在のお口の中の様子をお伝えください。
人工歯が外れたときは、気になると思いますが、むき出しになったアバットメントやインプラントには、ブラッシングの時以外触らないようにしましょう。細菌感染を引き起こしてしまう可能性があります。

また、ご自身で付け直す行為は、人工歯が破損していた場合お口の中のケガに繋がりますし、余計にお口の中の状況を悪化させる可能性がありますので、必ず歯科医院にご連絡するようにしましょう。

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