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インプラント手術後仮歯のまま治療を中断すると大変!

インプラント治療を行っていると、仮歯で過ごす期間が生じる場合があります。今回は、仮歯のまま治療を中断してしまうことの影響についてご紹介します。
インプラント治療で用いられる仮歯には、主に2つの役割があります。ひとつ目は、見た目を自然に保つことです。
埋め入れてから、あごの骨とインプラント体が結合するまでにある程度の期間を必要とします。その期間中、歯がない状態で過ごさなければならないのですが、前歯など目立つ部位に関しては仮歯を使用します。

ふたつ目は、インプラント治療を行った歯の両隣りの歯が動かないようにする役割です。
天然歯は隙間があるとそれを埋めようとして、上下左右の歯が少しずつ動いてきてしまいます。仮歯は本来の噛み合わせからずれてしまうことを防ぐためにも使われます。

このような目的で、仮歯が用いられますが、見た目も自然であるため仮歯のまま治療を中断してしまうケースもあります。
しかし、仮歯は一般的にレジンというプラスティックの素材で作られるためすり減りやすく、長い期間仮歯で過ごすとすり減ることによって噛み合わせが変化してしまいます。また、レジンはセラミックと異なり変色してしまうため、見た目でも変化が出てしまいます。
さらに、仮歯がすり減ることで噛み合わせが変化し、インプラントに過度な負荷がかかるようになると、最悪の場合インプラント体が抜け落ちてしまう可能性があります。

このように、仮歯のまま治療を中断してしまうと、最悪の場合インプラント治療の失敗に繋がってしまう可能性があります。
そのため、仮歯の装着期間は歯科医院の指示に従い、最終的な被せ物である人工歯を装着できる期間になりましたらお早めに治療を進めるようにしましょう。

インプラント手術後仮歯のまま治療を中断すると大変!

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