Blog

【要確認】入れ歯からインプラントにすることは可能?

歯を失ってしまい、入れ歯での治療を受けたものの、よく噛めないことや見た目が気になる、調整が上手くいかず痛みがあるといったことから、インプラントに変えたいと希望される方もいらっしゃいます。

大前提として、入れ歯からインプラントにすることは一般的には可能です。ですが、入れ歯を使用していた期間が長い方や合わない入れ歯を使用していた方は注意が必要です。入れ歯の長期間の使用や合わない入れ歯の使用によって、あごの骨が痩せてしまうことがあります。その場合、インプラントを埋め入れるための骨の量が確保できないため、インプラント治療の前に骨造成という骨を増やす処置が必要となる場合があります。

入れ歯からインプラントに変更することのメリットとしては、食事の楽しみが向上することが挙げられます。入れ歯に不満を抱えている方は、噛み心地や硬いものが噛めないことなどを入れ歯のデメリットとして感じているかと思います。
また合わない入れ歯を使っている方は、噛んだ時に歯茎に入れ歯が当たり痛みを感じていたり、食事のたびに入れ歯がずれてしまうことが気になって食事に集中できないと感じていたりされるかもしれません。インプラントは直接骨に埋め込んで固定しているため強度も高く、今まで避けていたような硬いものも食べられるようになりますし、食事の時にズレてしまう心配もありません。ご自身の歯に近い噛み心地で、食事をより楽しむことが可能になります。また、食べられる食材や調理法が増えるため、栄養面での偏りの解消も期待できます。

さらに、インプラントは入れ歯と異なり、ご自身で外してのケアが不要となります。外食や旅行も、入れ歯のケアを気にせず楽しめることも、インプラントのメリットと言えます。

このように、入れ歯によるさまざまな問題を解決するインプラントですが、治療には外科手術が伴います。また、治療後は定期的な歯科医院でのメインテナンスが必要となり、メインテナンスを怠るとインプラント周囲炎という歯周病のような症状が現れることがあり、最悪の場合インプラントが抜け落ちる原因となってしまいます。
インプラント治療にもメリット・デメリットございますので、治療の決定は慎重に行ってください。

最後に、入れ歯からインプラントにすることは一般的には可能ですが、持病やお口の中の状況によってはインプラント治療自体ができない場合もあります。インプラントへの変更を希望されている場合は、まずはご自身がインプラント治療を受けられるかどうかの判断含め、歯科医院にてご相談ください。
今回は入れ歯からインプラントに変更する際の注意点についてご紹介しました。

【要確認】入れ歯からインプラントにすることは可能?

CONTACT

0120-328-338 [受付]10:00~18:00(平日)
03-6276-8360 [受付]10:00~18:00(平日)