いよいよ手術!前日と当日気をつけること。
〈手術前日〉
手術までにやっておくと役立つこと。
インプラントの手術は口をある程度まで開けていないと患部が見えにくく、正確にインプラントを埋め入れることが難しい場合があります。
また、のどに水をためたまま呼吸をすることも、できたほうがより歯科治療をスムーズに行うことができます。特に高齢になるとのどや舌の筋肉が弱まり、水をためたまま鼻呼吸をすることが難しい人もいます。
これらができないからといって、インプラント治療をあきらめる必要はありません。改善する練習を数回~数日間つづければできるようになることもあります。もし、当日までにうまくできなかったとしても、口が開かなければ短い道具を使う、息が続かなければ休憩をはさみながら行うなど、安全に治療を行う方法がさまざまありますので、担当医に自分の状態をきちんと伝えましょう。
体調を万全に整えよう。
また、口元の状態だけでなく、全身の体調もしっかり整えておかなくてはいけません。手術の前日は睡眠をきちんととりましょう。もしも風邪をひいてしまい熱が出たりすると、手術を延期しなければならないこともあります。体調が悪いまま手術に踏み切ると術後の回復が遅れたり、感染しやすくなるなど悪影響を及ぼすこともあるからです。
数日前から控えなくてはいけないのは喫煙と、一部の薬の服用です。特に動脈硬化、糖尿病、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)などの薬や向精神薬は、傷や骨の治癒に問題が出ることがあります。
担当の歯科医師や、場合によっては、持病の主治医にも、前もって相談しておく必要があります。
〈手術当日〉
不安な気持ちは捨て、信頼して任せましょう。
手術日が近づいてくると、「痛みがあるのではないか」、「ちゃんと成功するのだろうか」などと、どなたでも多少不安がつきまとうものでしょう。
痛みは麻酔などできちんとコントロールされますし、事前にお口の中の状態を整え、術後のメインテナンスをしっかり行いましょう。
緊張しないでというほうが無理かもしれませんが、今までに共に準備を進めてきた担当医を信頼し、全面的に任せる気持ちで治療に臨みましょう。
手術開始までの当日の過ごし方。
手術前の食事は普通にとっても大丈夫です。手術2時間前に静脈内鎮静法(点滴による麻酔の一種)を受ける予定の方は、できれば4時間くらい前までに済ませてください。食後は丁寧に歯磨きを行い、できればデンタルフロスや歯間ブラシなども使って、歯と歯の間などの汚れも落として清潔にしましょう。
またインプラントの手術前、手術後には痛み止めや抗生物質が出されますので、忘れずに飲んでください。
女性の場合は、なるべくならお化粧はしないほうがよいでしょう。どうしてもという場合は薄めにするか、眉などを整える程度に抑えてください。髪はまとめ、ゆったりした服装でリラックスして治療に臨みましょう。
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