患者さんの症状に合わせたさまざまな治療法 その3
歯茎を切開しない「フラップレス(無切開・無剥離)手術」
歯茎を切らない手術で身体への負担を最小に。
インプラント手術は少し不安。歯茎を切開してあごの骨を出し、インプラントを埋め入れたあと歯茎を縫い合わせるから、歯茎の傷が回復するまでに時間がかかるのでは―――。患者さんにとっては、手術による身体への負担も気になるところでしょう。
そこで近年、注目されている治療法が、歯茎をメスで切開しない「フラップレス手術」です。これは歯茎を切り開くことなく、穴開けパンチのような器具で必要最小限の小さな穴を開け、専用の細いドリルで穴の形状を整えて、インプラントを埋め入れるという新しい治療法です。歯茎の切開や縫合という通常の手順を大幅に省き、手術時間を短縮したのが特徴です。
傷の回復も早いが、前に入念な検査が必要。
フラップレス手術は歯茎の傷が小さいため出血はほとんどありませんし、切開する通常の方法と比べて、手術後の痛みや腫れも非常に少なく、より早い傷口の回復が望めます。
また、手術時間が短くて済むため、患者さんに精神的・身体的な負担がかかりにくく、高血圧や糖尿病といった持病のある人でもインプラント治療を受けられる可能性が広がります。
ただし、無切開のフラップレス手術は、歯科医師が患部の骨を目で確認することができません。このため事前に入念な精密検査を行って、骨の位置や厚みを正確に把握してから行います。
患者さんの歯茎や骨の量が十分あることなど必要条件もありますが、一般的なインプラント手術に不安がある人は、担当医にこの治療法について一度相談してみるとよいでしょう。
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