治療後の正しいお手入れを解説
手術後のお手入れ ■手術直後~抜糸まで
インプラントの手術を受けた当日は、身体が傷口を治そうとしているときなので、触らないことが大事です。
しかし、それ以外の歯は、もちろんきちんと磨く必要があります。これはお口の中を清潔に保ち、感染症を起こさないように気をつけなければならないためです。
治療した部位に近い歯には、とても柔らかい専用の歯ブラシを使用して、掃き掃除を行うような感じでなでるようにブラッシングをします。このとき、舌や不衛生な指などで触ることは、絶対に避けてください。
処方された痛み止めや抗生物質は、指示通りにきちんと飲んで傷口が落ち着くまで待つことが必要です。もし、腫れや痛みが引くと言われていた時期がすぎても、症状が残る場合には、冷やしすぎたり触ったりせず、早めに担当医に相談しましょう。
抜糸後のお手入れ ■抜糸から仮歯を入れるまで
傷口の出血や痛み、腫れも引き、落ち着く時期です。歯ブラシも最初に使用した非常に柔らかいものから、少し硬めなものに替えて、ブラッシングしていきましょう。
手術直後と同様に、傷口を強く擦りすぎないように気をつけて磨いてください。
仮歯中のお手入れ ■仮歯装着後~人工歯証着まで
仮歯は、見た目は自分の歯に近いものですが、材料の特質上、汚れや歯茎との境目に歯垢がつきやすい傾向にあるので、ここに注意して丁寧にブラッシングをします。
食べ物が挟まりやすかったり、溜まりがちな場合には、歯間ブラシを利用して、細かい食べかすもきちんと取り除きましょう。
食事の際など仮歯を噛み合わせたときに違和感がある場合は担当医にそのことを伝え、最終的に被せる人工歯に同様の感覚が残らないように相談しましょう。
人工歯を装着した後のお手入れ■人工歯を入れてから
「最終的な人工の歯が無事装着されたとき」からがインプラントとのおつき合いのスタートです。インプラントと長くつき合っていくためには、毎日のお手入れと歯科医院での定期メインテナンスを怠らないことです。
この頃には、今まで行っていた食後の歯ブラシによるブラッシングに加えて、歯間ブラシによるお手入れも習慣化しておき、インプラント治療をしたところも、そうでないところも、丁寧に汚れを落とすことを徹底しましょう。
また、歯科医院での定期的なメインテナンスでは、自分で気付けないところに溜まった歯石や人工歯の中の汚れなどを取り除いてくれますし、汚れが溜まりやすいところのお手入れの指導もしてもらえるよい機会です。
インプラントの寿命は、治療後のメインテナンスとお手入れに大きく影響されますので、専門家によるお手入れと自分で行う日常のお手入れでお口を健康に保ち、インプラントを快適に使いましょう。
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