インプラントに揺れを感じた場合、レントゲンで原因を把握し適切な処置を受けることが重要です。
人工の歯とインプラント体をつなぐパーツ(アバットメント)が緩んでいる場合と、あごの骨とインプラント体の間に隙間が出来てしまった場合が考えられますが、一般的には次のような治療がおこなわれます。
【アバットメントが緩んでいる場合】
人工の歯を取り外し、アバットメントを締め直し、人工の歯を再度セットします。 アバットメントが変形もしくは割れている場合は、アバットメントを交換し人工の歯を再度セットします。インプラントに影響が無い場合は、埋め入れたインプラントはそのまま使用することができます。
【あごの骨とインプラント体の間に隙間が出来てしまった場合】
インプラントを支えているあごの骨が歯周病菌に感染し溶けているため、インプラントが支えられなくなっています。インプラントを撤去し、歯周病の処置とあごの骨を補強する処置をおこなったのち、再びインプラントを埋め入れることになります。 早目に歯科医院で診断を受け、適切な処置を受けましょう。