齋藤 徹 先生
最終学歴:神奈川歯科大学 卒業
卒業年度:1991年
幼稚園から大学まで歯医者に通ったのですが、歯医者は「痛い」思いしかなかった。そして「怖い」思いしかしなかった。
ユニットに座ると「今日何するんですか?」と聞きます。それを先生が教えてくれなかったり、器具を隠し持っていたりして。
子供心にすごい恐怖でした。
神経を取る治療なんか、頭の先から足の先まで抜かれるような感じで治療後の背中は汗でびっしょり。
私は歯が悪くて歯医者で治療を受けてきました。入れ歯以外の治療はほとんどやってきました。だから治療の痛みが分るんです。
実は、小学1年生の時、歯医者で麻酔していない歯を間違えて抜かれてすごく痛い思いとともに、信頼できなくなり、それがトラウマになり歯科治療ができないために、大学の手術台の上で3、4人に押さえ付けられて治療しましたが、それがまたトラウマになり、自分が歯医者になったら絶対痛くしない、と心に誓いました。
今まで経験した痛い事、嫌だった事を患者さんには絶対にしたくない、まさに 冒頭にあった父の言葉にあるように「患者さんの痛みがわかる歯科医」を目指しています。
そして、できれば、楽しんで来れる歯科医院にしていきたいと思います。