河野 晃久 先生
最終学歴:大阪歯科大学 卒業
卒業年度:2006年
私、河野晃久は、以前とある医院にて
平日夜10時まで土日祝も診療に従事しておりました。そこは夜遅くまで働く方々や、
休日が不定期、またはほとんどない、という方々であふれておりました。
基本的にそのような時間帯、曜日に来院される方の多くは、既存の診療時間の医院に行きたくても、行くことができない方々ばかりですので、治療中断を繰り返し、歯がかなり悪くなっていることがほとんどでした。しかし、そこで行われている治療はパートの歯科医が日替わりで診療に当たり、忙しく手荒いものでした。そこでは受診される方も働く従業員も不幸だと感じました。現在、このような医院が増えてきている中で、本当はもっと良い治療や説明を受けたいと思っておられる、あるいはもっと良い治療が必要な状態の方々がたくさんおられるのを目の当たりにしました。
世の中便利にはなってきておりますが、その影には、自らの健康や、時間を犠牲にしている方々がたくさんおられます。
私は、その便利さを享受している一人として、また、そのような方々が通院できる時間帯で、なおかつ良質な歯科医療を提供することに一歯科医師として自らの使命を感じております。
また、未来の働き方がどうなっているかわかりませんが、子供達が大人になり働くようになったときに、通院しなくて済むように、また、もし治療が必要になったとしても、怖さを感じず、抵抗なくすぐに受診行動につながるよう、歯科の負のイメージを覆すような医院作りを通し子供時代からの予防にも積極的に取り組みたいと考えております。