「患者さんが食事の喜びを失わずに済むよう、機能的で美しい歯を持ち続けていただきたい」
当院ではこのような思いのもと、その場限りの対処療法ではなく、お口の状態をトータルに見た「包括的治療」をご提供しております。たとえば「歯を白く、美しくしたい」という患者さんについては、クリーニングやホワイトニング、あるいはセラミック補修などのさまざまな治療法が考えられますが、その前にまず注意すべきは口腔内環境です。
お口の中がプラークだらけ・むし歯だらけにも関わらず、歯の表面だけを白くしても意味がありません。目の前の違和感・不快感だけでなく、まずは環境を整備すること。そうして土壌を整えて初めて、美しい花を咲かせることができます。
また、お口の健康状態は、歯・歯肉・骨・筋肉・顎・関節などさまざまな部位が相互に作用し合うことで成り立っています。歯を1本だけ治療したところで、他の部位の問題点を放置するなら、いずれお口全体へと悪影響が及んでしまうでしょう。対処療法的な治療は『再発→再治療』を繰り返しやすいため、結果的に歯の寿命を縮めてしまうことにもなりかねません。患者さんの健康・幸せを本気で考えるならば、「木を見て森を見ず」にならないよう、お口全体のバランスを考えた包括的治療が必要となります。
もちろん、無理に治療を進めるようなことはいたしません。まずは患者さんのご要望をしっかりとうかがうため、丁寧なカウンセリングを心がけております。保険診療でも自費診療でも、常に最善の治療を行っておりますので、費用や治療期間に関するご希望も遠慮なくご相談いただければと思います。
むし歯を放置し症状が悪化してしまっている方、歯周病が進行し歯が抜け落ちそうな方、その他「どうせもう手遅れだろう」とお困りの方も、ぜひ一度当院までお越しください。美しく、しっかり噛める歯を取り戻すため、一人ひとりに最善の治療をご提供いたします。